今日は何の日(12月22日):ジェネリック医薬品の日
こんにちは、広報チームHです。
皆さんもジェネリック医薬品(後発医薬品)という言葉を耳にしたことがあると思います。
最近は、テレビCMで見たり、調剤薬局でジェネリックを進められたりすることも多くなったので、以前と比べると認知度がかなり上がってきているのではないでしょうか。
今日はその記念日ということで、簡単にジェネリック医薬品について書きたいと思います。
医薬品の分類
まずは、医薬品の分類から説明します。
医薬品は、大きく分けて「医療用医薬品」と「OTC医薬品」に分けることができます。

医療用医薬品は、病院や診療所などで、医師の診断を受けた後に、処方箋に基づいて調剤してもらう薬です。一方OTC医薬品は、医師の診断や処方箋は必要なく、薬局・薬店などで購入することができます。
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間が満了した後に製造販売される、新薬と同じ有効成分を含み、その効果や安全性についても同等な薬のことをいいます。
上の図で、ジェネリック医薬品は、医療用医薬品に分類されていますが、薬局で市販されているOTC医薬品の中にも、先に発売された市販薬と同じ有効成分、効能・効果もつ薬が販売されており、薬局の店員や薬剤師の方が、これらをジェネリック医薬品としておすすめすることもあるようです。
ジェネリック医薬品って新薬と全く同じなの?
上記の通り、ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分、効能・効果とされる医薬品ですが、厳密にすべて同じか?というとそうではありません。
以下のように、同一でなければならないところ※と、違ってもよいところがあります。

このように、後から発売されるジェネリック医薬品は、色や形、味などに工夫が加えられている場合があります。
風邪薬や花粉症の薬など、普段買う薬を決めている方は、一度自分の薬と全く同じ成分の薬があるか、探してみると面白いかもしれませんね。