2022年卒 内定者インタビュー vol.10
内定者: S.Hさん (薬学研究科・薬科学専攻)
どのような学生生活を過ごされていますか?
学部3年生の前期までは、サッカー部、軽音サークル、居酒屋、100円ショップ、イベントスタッフなどなど、サークルやアルバイトに励んでいました。
このころは授業や課題も多く、忙しい毎日を過ごしていましたね。
3年生の後期からは、研究室に配属されたので、週6日間は真剣に研究に打ち込み、日曜日や祝日にアルバイトをする生活を送っていました。
修士になってからも特に生活リズムは変わらず、充実した毎日を過ごしています。
どのような就活をしていましたか?
就職活動を始めたのは、4年生の3月頃です。
先輩に早くから始めた方がいいと熱弁されたことがきっかけでした。
始めたと言っても、すぐに本腰を入れて動いたわけではなく、空いた時間に業界研究などを行う程度でした。
本格的に行動を開始したのは修士1年になってからで、医薬品の研究や開発に携わりたいという気持ちで活動を始め、最終的には開発、その中でもCROに絞って就職活動をしていました。
活動の軸は、まず「CROであること」。これを前提に、次は「研修体制がしっかりしていること」、「特徴のある強みを持っていること」、「風通しの良い社風かどうか」でした。
EPクロアに入社を決めた理由を教えてください。
ITに強みを持ち、医薬業界を幅広くサポートしている点に魅力を感じたからです。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに社会のIT化が急劇に加速・浸透したと思っています。
ITに強みを持つEPクロアは、そうした変化に素早く対応することができる会社であると感じ、入社を決めました。
また、内定者面談などで、内定承諾前に疑問点が残らないように配慮いただいた他、手厚いサポートもあり、さらに魅力を感じました。
就活でもっとやっておけばよかったと思うことはありますか?
大変だったのは、新型コロナウイルスの流行により、就職活動が全面的にオンラインになったことです。
現地に行かなくてもいいというメリットはありますが、その反面、会社の雰囲気などを理解するのが難しかったです。
中でもオンライン面接には苦労しました。
カメラを見ながら話すことになかなか慣れず、考えや思いがうまく伝えられないという場面が多くありました。
そのため、よくある面接の質問を自身で調べたり、質問されたつもりでカメラの前で模擬面接の練習を行ったりしましたが、もっと早い段階から徹底的に練習しておけばよかったなと思います。
就活の面接で生かせた“学生時代のエピソード”はありますか?
卒業研究のエピソードです。
卒業研究では、新しいことをしたいという思いから独自の研究テーマを立ち上げました。
しかし、そこには多くの課題がありました。
まず、既往の研究の調査や研究方針の決定を一からしなくてはならず、20報以上の論文を読み込んで、どうにかオリジナルの実験系の立案にこぎつけました。
次は半年間で成果を出すために、予備実験と本実験を並行して行いました。
そして失敗した際には教員や先輩と議論を交わし、原因を追求しながら改善を続けました。
結果、所望していた成果を得ることができ、卒業論文発表では最優秀賞も受賞しました。
残りの学生生活は何をしたいですか?
学部生時代から行ってきた慢性肝炎の研究をまとめて論文にしたいです。
自分で立ち上げた研究テーマを形にできる機会は、最初で最後だと思うので、このチャンスを是非ものにしたいと思います。
また、今後はなかなか会うことができなかった友人らと遊ぶなど、今しかできないことを中心に学生時代の思い出づくりをして、新たな気持ちで社会人生活を迎えられるよう、最後まで走り抜けたいと思っています。
就活生にメッセージをお願いします。
新型コロナの影響で、例年とは異なった就職活動を余儀なくされると思います。
また、先輩から聞いた話と違うなんてこともよく出てくると思います。
そんな時こそ、いち早く情報を得ることが重要になると思うので、しっかりとアンテナを張っておいてください。
そして周りにあまり流されず、自分のペースで就職活動を進めてください。結果は必ずついてくるので、頑張ってほしいと思います。