CACクロア「化合物共有ライブラリー事業」にあすか製薬が参画

2020年2月6日

日本発の革新的な医薬品開発を支援する化合物共有ライブラリー事業

医薬品開発支援の株式会社CACクロア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 肇、以下 「当社」)が実施する化合物共有ライブラリー事業(以下「QualityLead」)において、あすか製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口 隆、以下 あすか製薬)と化合物ライブラリー*の管理、およびプレート作製業務の委託について契約を締結しましたことをご報告いたします。

 

QualityLeadは、各製薬会社が保有管理している化合物を当社が提供する設備に集約し、化合物ライブラリーの管理からプレート作製までを一貫して行うことで、化合物管理に関わる経費削減をはかる事業です。将来的には、製薬会社・アカデミア・バイオベンチャーが、化合物ライブラリーを相互に共有し利用できる基盤システムの構築を目指しております。本契約は、あすか製薬の所有する化合物ライブラリーの管理およびHTS**を実施するためのプレート作製業務を当社が代行し、今後QualityLeadが目指す化合物ライブラリー共有についても、参画に向け協議に参加いただきます。

 

なお、QualityLeadのプラットホーム構築については、2017年12月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択され、AMEDの支援のもと実施しております。

 

* 化合物ライブラリー:各社が蓄積し管理する化合物群

** HTS (High Throughput Screening):化合物ライブラリーの中から、
標的分子との親和性が高い化合物(ヒット化合物)を選抜する、創薬の起点となる手段

 

このたびの契約について、あすか製薬は以下のように述べています。

本契約によりあすか製薬は、所有する化合物ライブラリーの管理およびHTS**を実施するためのプレート作製業務をCACクロアに委託し、QualityLeadが目指す化合物ライブラリー共有についても、参画に向け積極的に検討してまいります。
あすか製薬はQualityLeadへの参画を通じて研究開発の生産性を向上させ、引き続き、経営ビジョンである「競争力のあるスペシャリティファーマ」を目指して邁進致します。

QualityLead参画の効果

  • 製薬会社個別での化合物の保管管理が不要となり、そのための設備投資と固定経費負担が大幅に削減され、産業界全体の研究開発の生産性が向上
  • 製薬会社やバイオベンチャーが、共通利用基盤システムを利用することで、革新的医薬品創出の可能性が拡大
  • アカデミアのライブラリー利用が容易になり、アカデミアのシーズと製薬会社のニーズが合致し、成果結実の機会増加
  • 共有化された化合物に関するデータベースが構築され、広く創薬研究者がデータマイニングに活用することで、AI創薬が実現

QualityLead概要

従来、製薬会社各社で保有する化合物ライブラリーは門外不出の財産という強い意識がありましたが、昨今は、製薬会社間でもライブラリー共有が行われるようになってきました。しかしながら、化合物管理は各社独自の管理システム、設備機器やフォーマットで行われていることが障壁となり、共有は限定的にとどまっていました。そこで、IT活用で先駆のCROとして実績をもつ当社は、QualityLeadで化合物ライブラリー管理システムや自動保管庫などの設備基盤を提供し、さらにプレート作製までを一貫して行うことで、製薬会社はもとより、アカデミアやバイオベンチャー相互の化合物ライブラリー共有を加速します。

 

QualityLead概要図

QualityLead詳細

QualityLead(化合物・溶液管理業務、化合物共有ライブラリー)

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あすか製薬について

あすか製薬は、創業以来、経営理念である「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の医療に貢献する」を礎に、社会から信頼される企業を目指し事業活動を展開してまいりました。
当社は、2015年10月にあすか製薬発足10周年を迎え、2020年の創立100周年に向けて、経営ビジョンである「競争力のあるスペシャリティファーマ」を実現するためのチャレンジを次々と始めております。
近年、社会の医療に対する期待は、多様化する医療ニーズとともに益々高まっております。当社は、強みである内科、産婦人科、泌尿器科の重点3領域に経営資源を集中させ、新薬を柱に医薬品の開発を積極的に進め、社会に貢献してまいります。


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