CACクロア「化合物共有ライブラリー事業」にエーザイ株式会社が参画

2020年1月22日

日本発の革新的な医薬品開発を支援する化合物共有ライブラリー事業

医薬品開発支援の株式会社CACクロア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 肇、以下 「当社」)が実施する化合物共有ライブラリー事業(以下「QualityLead」)において、エーザイ株式会社(本社:東京都文京区、以下 エーザイ)と化合物ライブラリー*の管理、およびプレート作製業務の委託について契約を締結しましたことをご報告いたします。

QualityLead は、各製薬会社が保有管理している化合物を当社が提供する設備に集約し、化合物ライブラリーの管理からプレート作製までを一貫して行うことで、化合物管理に関わる経費削減をはかる事業です。将来的には、製薬会社・アカデミア・バイオベンチャーが、化合物ライブラリーを相互に共有し利用できる基盤システムの構築を目指しております。本契約は、エーザイの所有する化合物ライブラリーの管理およびHTS**を実施するためのプレート作製業務を当社が代行し、今後QualityLead が目指す化合物ライブラリー共有についても、参画に向け協議に参加いただきます。

なお、QualityLead のプラットホーム構築については、2017 年12月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択され、AMED の支援のもと実施しております。

* 化合物ライブラリー:各社が蓄積し管理する化合物群

** HTS (High Throughput Screening):化合物ライブラリーの中から、
標的分子との親和性が高い化合物(ヒット化合物)を選抜する、創薬の起点となる手段

 

QualityLead参画の効果

  • 製薬会社個別での化合物の保管管理が不要となり、そのための設備投資と固定経費負担が大幅に削減され、産業界全体の研究開発の生産性が向上
  • 製薬会社やバイオベンチャーが、共通利用基盤システムを利用することで、革新的医薬品創出の可能性が拡大
  • アカデミアのライブラリー利用が容易になり、アカデミアのシーズと製薬会社のニーズが合致し、成果結実の機会増加
  • 共有化された化合物に関するデータベースが構築され、広く創薬研究者がデータマイニングに活用することで、AI創薬が実現

QualityLead概要

従来、製薬会社各社で保有する化合物ライブラリーは門外不出の財産という強い意識がありましたが、昨今は、製薬会社間でもライブラリー共有が行われるようになってきました。しかしながら、化合物管理は各社独自の管理システム、設備機器やフォーマットで行われていることが障壁となり、共有は限定的にとどまっていました。そこで、IT活用で先駆のCROとして実績をもつ当社は、QualityLeadで化合物ライブラリー管理システムや自動保管庫などの設備基盤を提供し、さらにプレート作製までを一貫して行うことで、製薬会社はもとより、アカデミアやバイオベンチャー相互の化合物ライブラリー共有を加速します。

QualityLead概要図

QualityLead詳細

QualityLead(化合物・溶液管理業務、化合物共有ライブラリー)

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エーザイについて

エーザイは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。エーザイはグローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、hhc の実現に向けて戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界中の約1 万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
エーザイはhhc の理念のもと、サイエンス、臨床科学、患者様の視点から、顧みられない熱帯病、持続可能な開発目標(SDGs)を含む世界のアンメット・メディカル・ニーズに対して、革新的なソリューションの提供をめざします。
エーザイ株式会社の詳細情報は、www.eisai.co.jpをご覧ください。Twitterアカウント@Eisai_SDGsでも情報公開しています。

 


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