CACクロア「化合物共有ライブラリー事業」に塩野義製薬株式会社が参画

日本発の革新的な医薬品開発を支援する化合物共有ライブラリー事業

 医薬品開発支援の株式会社CACクロア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 肇、以下 「当社」)が実施する化合物共有ライブラリー事業(以下「QualityLead」)において、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功)と化合物ライブラリー*の管理、およびプレート作製業務の委託について契約を締結しましたことをご報告いたします。

 

 QualityLeadは、各製薬会社が保有管理している化合物を当社が提供する設備に集約し、化合物ライブラリーの管理からプレート作製までを一貫して行うことで、化合物管理に関わる経費削減をはかる事業です。将来的には、製薬会社・アカデミア・バイオベンチャーが、化合物ライブラリーを相互に共有し利用できる基盤システムの構築を目指しております。本契約は、塩野義製薬株式会社の所有する化合物ライブラリーの管理およびHTS**を実施するためのプレート作製業務を当社が代行し、今後QualityLeadが目指す化合物ライブラリー共有についても、参画に向け協議を開始することに合意いただいたものです。

 

 なお、QualityLeadのプラットホーム構築については、2018年1月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択され、AMEDの支援のもと実施しております。

 

* 化合物ライブラリー:各社が蓄積し管理する化合物群

** HTS (High Throughput Screening):化合物ライブラリーの中から、
標的分子との親和性が高い化合物(ヒット化合物)を選抜する、創薬の起点となる手段

このたびの契約について、塩野義製薬株式会社は以下のように述べています。

近年、低分子創薬におけるヒット化合物の創出手段は多様化してきており、それに伴い化合物ライブラリーを柔軟に管理、運営する体制の構築が重要になっています。QualityLeadへの参画を通じ、化合物ライブラリー運用の効率化による創薬生産性のさらなる向上をはかります。

QualityLead参画の効果

  • 製薬会社個別での化合物の保管管理が不要となり、そのための設備投資と固定経費負担が大幅に削減され、産業界全体の研究開発の生産性が向上
  • 製薬会社やバイオベンチャーが、共通利用基盤システムを利用することで、革新的医薬品創出の可能性が拡大
  • アカデミアのライブラリー利用が容易になり、アカデミアのシーズと製薬会社のニーズが合致し、成果結実の機会増加
  • 共有化された化合物に関するデータベースが構築され、広く創薬研究者がデータマイニングに活用することで、AI創薬が実現

QualityLead詳細

QualityLead(化合物・溶液管理業務、化合物共有ライブラリー)

お問い合わせ

お問い合わせは、問い合わせフォームもしくは、以下のお問い合わせ先にお願いいたします。

QualityLead概要

従来、製薬会社各社で保有する化合物ライブラリーは門外不出の財産という強い意識がありましたが、昨今は、製薬会社間でもライブラリー共有が行われるようになってきました。しかしながら、化合物管理は各社独自の管理システム、設備機器やフォーマットで行われていることが障壁となり、共有は限定的にとどまっていました。そこで、IT活用で先駆のCROとして実績をもつ当社は、QualityLeadで化合物ライブラリー管理システムや自動保管庫などの設備基盤を提供し、さらにプレート作製までを一貫して行うことで、製薬会社はもとより、アカデミアやバイオベンチャー相互の化合物ライブラリー共有を加速します。


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