CACクロアのデジタライゼーション

 2030年には日本人口の3分の1以上が高齢者になると言われ、将来に向けた労働力の確保やさらなる生産性の向上は喫緊の課題となっています。
毎日のようにAIやRPAをはじめとしたデジタル技術の活用・取り組みに関するニュースがテレビや紙面を飾っていますが、このようなデジタル化の波は、特定の業界だけではなく、医療・医薬業界にも同様に来ています。
 われわれCACクロアでも、その波に取り残されることなく、また製薬会社さまにいち早く成果をお届けできるように、さまざまな業務に、AIやRPAに代表されるITの技術を活用し、業務のデジタル化を進めています。

RPA

独自開発したシステムで、カスタマイズが自在

CRO業界における各業務のデジタライゼーションを推進してきた当社は、いち早くデジタルレイバーに着目し独自システムを開発いたしました。
自社開発することで、複雑なシナリオや画面の状態に応じた条件分岐など、既存のRPA製品では実現が難しいフローや課題にも自在なカスタマイズで即応いたします。さらに、バリデーション機能を実装することで、イレギュラーケースや懸念される登録ミス、誤操作など、間違った動作での自動実行も未然に防ぐことが可能です。

 

品質の向上と効率化

PV業務の一部の手作業プロセス(1件につき平均で2分30秒の時間が必要とされていた)をRPAで代替したところ、約30秒に短縮され、平均で8割の作業時間を削減、さらに1カ月を通じて、およそ2,000件の当該業務に適用し、月あたり65時間超の作業時間が削減できることを実証いたしました。

AI

AI活用基盤の構築

製薬業界へのAI活用を見据え、さまざまなプロジェクトにすぐさま対応できる業務支援システムの基盤としてサーバーレスアーキテクチャを活用したマイクロサービス用のプラットホームを構築しました。これによりITで製薬業界を変革するための基盤を整えることができました。

文献評価への活用

主力業務の一つである、安全性情報管理にAIの活用をいち早く進めてまいりました。
さまざまなAIエンジンや自社開発ソフトウェアを組み合わせ、文献の評価業務や、QC・ロジカルチェックを行っています。精度についても、実用の範囲まで来ており、一部のお客さまと業務への適応を進めています。

 

2018/12/04:プレスリリース AIで医薬品開発業務の効率化と品質向上を両立

創薬へのAI活用に注目したシンポジウムの開催

近年は、リアルワールド“ビッグ”データを基に、AIを活用した創薬・育薬を模索。
2018年7月の国際薬理学・臨床薬理学会議においては、システム薬理学とAIに関するサテライトシンポジウムを京都大学大学院薬学研究科と共催しました。
このシンポジウムは、欧米・アジアから、先進的な研究を行っている研究者5名を招聘し行われ、なかでも、米国コロンビア大学のTatonetti Assist Profは、学術誌Cell(2018年6月号)の表紙を飾るなど、世界的に注目されています。
CACクロアは、これらの活動を通じて、製薬会社さまの良きパートナーとして、創薬から育薬まで多様なプロセスを強力に支援いたします。

翻訳ツール

高精度な自動翻訳

一昔前の自動翻訳はビジネスでは使い物になりませんでした。しかし、技術の進歩とともに翻訳の精度が飛躍的に向上し、現在ではビジネスでも利用可能なレベルになっています。CACクロアでも実際の業務に使い、効果が出てきています。

専門分野辞書と翻訳データベース

上記のようにビジネスへの利用を可能にしているのが、医薬業界の用語辞書と今までに社内で翻訳した表現や言い回しを蓄積した翻訳データベースの存在です。
単純な翻訳漏れや文法ミスも生じるものの、これらを組み合わせることや、AIに最適な翻訳結果を導き出させることで、人間のQC作業を踏まえても30%以上の翻訳時間の削減を実現しています。

OCR

文献のテキスト化

文献評価時の症例登録を行うため、評価対象の文献から内容を書き起こし、データベースに登録する事が多々あります。また、それらのデータを和訳することも多く、OCRの機能と、上記で説明した翻訳を組み合わせ、業務の効率化を図っています。

AI + OCR

最新のAI技術を活用して、今まで解決困難とされていた非定形型帳票の読み取りやフリーピッチ文字列への対応、あいまいな手書き文字の判別などを実現する、OCR エンジンの仕組み自体を抜本的に変えた独自アプリケーションの開発を進めています。

 

 


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